[メイン] : X5 3d6 #1 (3D6) > 12[6,1,5] > 12 #2 (3D6) > 12[4,5,3] > 12 #3 (3D6) > 14[5,4,5] > 14 #4 (3D6) > 12[1,5,6] > 12 #5 (3D6) > 8[2,4,2] > 8

[メイン] : x5 3d6 #1 (3D6) > 14[3,6,5] > 14 #2 (3D6) > 10[5,4,1] > 10 #3 (3D6) > 7[2,2,3] > 7 #4 (3D6) > 11[2,5,4] > 11 #5 (3D6) > 10[3,4,3] > 10

[メイン] 千鳥 ミチル :  

[メイン] 千鳥 ミチル :  

[メイン] 千鳥 ミチル :  

[メイン] 千鳥 ミチル : ぼんやりと、夢を見ていた。

[メイン] 千鳥 ミチル : 私は学校で、いつもみたいに友達と楽しげに喋り合っている。
そんな、何の変哲もないただだの私の日常が映し出された夢。

[メイン] 千鳥 ミチル : これが噂に聞く明晰夢というものだろうか……?
と、ふわふわと漂う意識の中、思う。

[メイン] 千鳥 ミチル : 夢は死後の世界とか言われるくらい、定まらない物だといわれている。
それこそ、死神が突然おかしくないくらい、現実にはあり得ないことが起きるわけで。

[メイン] 千鳥 ミチル : ふわふわとした視界が、はっきりになり。
目の前にいる友の姿がくっきりと露になる。

[メイン] 千鳥 ミチル : そこには、今は”いない”。
私の日常である、ある日消えた友の顔が────。

[メイン] 千鳥 ミチル : 夢だと知っているのに。
その先に手を伸ばそうと体を動かして。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「イズナッ!!!ツク────」

[メイン] 千鳥 ミチル : ごっちん。

[メイン] 千鳥 ミチル : ミチルの頭の上で、小鳥がくるくると舞う。
どうやら起き上がる仕草で頭をぶつけたようだ。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「っ~~~~~~~~!?!?!?」

[メイン] 千鳥 ミチル : ずきずき痛む頭を抑える────ことも出来ない。

[メイン] 千鳥 ミチル : 何故ならば、目を開けば暗闇の中。
夢がまだ覚めていないかのような、そんな閉鎖された暗黒にミチルがいるからだ。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「な、なにぃ~~……?こ、ここどこぉ~……?」

[メイン]   : 「ん、ボソボソ…先輩、今、その棺から音が」

[メイン] : 「やはり、オレたちの他に。この棺にも人が……ボソボソ」

[メイン]   : ミチルを包む密閉した空間の外から、聞きなれた少年と青年の声。

[メイン] 千鳥 ミチル : 狭く苦しい密閉空間の中。ミチルはドキドキと心臓が鳴る。
こひゅー、こひゅーと自らの息の音も、狭いこの場所では耳にすぐ届く。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「……う、ぅうう……なんだこれぇ……意味わかんな……
 ……!!」

[メイン] 千鳥 ミチル : もう少しで泣きべそをかき始める所だった。
聞き覚えのある、二人の声に。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「あっ、ねえ~~~~!!!!助けて~~~~~!!!なんか、と、閉じ込められてて……!!!!」

[メイン] : 「……開けてやれ」

[メイン]   : 「うっす、そうっすね……」

[メイン] 千鳥 ミチル : がったんがったん、中で盛大に揺れている。

[メイン]   : ガタ。という音と共に、徐々にミチルの視界に眩い光が差し込まれていく。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「ひ、ひぇえ……明るい……!」

[メイン] 千鳥 ミチル : CCB<=60 SAN値チェック (1D100<=60) > 50 > 成功

[メイン] system : [ 千鳥 ミチル ] SAN : 60 → 59

[メイン] system : [ 亜双義一真 ] SAN : 55 → 52

[メイン] 桂木 眞己 : 「─────! やっぱこの声、ミチル先輩でしたか」

[メイン] 千鳥 ミチル : 真っ暗闇の中から、急に光が溢れたことにより。
腕を覆い、目を何度か瞬かせながら。

[メイン] 亜双義一真 : 視界に映るであろう、風もないはずなのにたなびく赤いハチマキ。

[メイン] 桂木 眞己 : そして、ボサっとした黒髪と青い瞳が特徴的な少年。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「……!!! そ、その姿は……眞己殿!?
 それに……一真殿ぉ……!!」

[メイン] 亜双義一真 : 「見知った顔が、二人ばかり……か」

[メイン] 桂木 眞己 : こくりと頷き。
よいしょっ……と!これ、意外に重いなぁ、なんて独り言を呟きながら、蓋を横に立てかけ。

[メイン] 桂木 眞己 : 「大丈夫っすか……?怪我とか、ないっす?」
ミチルに手を差し伸べる。

[メイン] 千鳥 ミチル : 暗黒に差し伸べられた光。
ミチルにとっては救世主のようにも思えて。
ありがどぉ~~~~~!!!と、だみ声で感謝を伝える。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「う、ぅう……ちょっと頭ぶった……」

[メイン] 千鳥 ミチル : その手を握り、ゆっくりと体を起こす。

[メイン] 桂木 眞己 : 「マジすか ……すんません、生憎ですけど
 絆創膏とか今、持ってなくて……」
申し訳なさげな表情をしながら。

[メイン] 亜双義一真 : 「そういえば、棺桶が派手に揺れていたな……」
哀れみの目で頭部を見つつ。

[メイン] 桂木 眞己 : 「……んで……まぁ、ミチル先輩、色々と困惑してると思いますけど」

[メイン] 千鳥 ミチル : 「……って、い、いや……なんともないよ!
 今のは忍者ジョーク!ホントは全然へっちゃら!」
申し訳なさげな顔に、ぶんぶんと両手を振り。

[メイン] 桂木 眞己 : 「実は俺達もよくわかんなくて……」
改めて説明を求める視線を、一真へ向ける。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「う、うんっ……」

[メイン] 桂木 眞己 : こういった説明は、自分よりも法学部所属の一真先輩に任せた方が効率が良い。

[メイン] 千鳥 ミチル : 話を聞く姿勢、前かがみ。
一真へと目が向かう。

[メイン] 亜双義一真 : 「……我々はどうやら。未知なる空間に、いつの間にか……攫われてしまったらしい」
視線を受け、語る。

[メイン] 桂木 眞己 : なんか、いまいち信じられないっすけどね……。と付け加えながら、頷く。

[メイン] 亜双義一真 : 「当然だが、身に覚えはない。桂木と確認したが、千鳥……キサマもそうだろう」

[メイン] 千鳥 ミチル : 「ほげえええ~~~!?!?
 み、未知……!?い、いや……ないない!全くない!」

[メイン] 桂木 眞己 : オーバー過ぎるほどのリアクションをするミチル先輩を見て
ああ、先輩はやっぱり先輩だなぁって、少し可笑しくなり
頬が緩みつつ。

[メイン] 亜双義一真 : 「拉致かどうかすら分からないのが現状だが。拘束もされておらず……」
扉をちらりと見て
「部屋はこの様子だ。監禁と言う気配はない」

[メイン] 桂木 眞己 : 「……夢かどうか確かめるために、俺も一真先輩の頬、つねったんすよ」

[メイン] 千鳥 ミチル : バッテンを形作りながら。
そんな中でも、冷静に語り掛ける一真にぽかんと口を開きっぱなしに。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「ふんふん……」
こくこく、と頷きながら聞いて。

[メイン] 桂木 眞己 : 「でも一真先輩、この通りピンピンしてるんで
 ……それで、そうっすね、監禁……とも言い難いような状況っす」

[メイン] 亜双義一真 : 「ヤケに強く抓ってくれたが。
 さて、自身の”立場”すら分からない、この状況。キサマたちなら、どうする?」

[メイン] 桂木 眞己 : 一真先輩の問いに、ちらりと隣のミチル先輩の方を見る。

[メイン] 亜双義一真 : 口調こそ高圧的だが。声音には、信頼のおける後輩たちへの情があった。

[メイン] 千鳥 ミチル : ……監禁でもない、そして……夢に映ったのも、友だちみんなだし……
……もしかしたら、何か関係があるのかな……?

[メイン] 千鳥 ミチル : 「……へあっ、わ、私……!
 ……やっぱりここが何なのか、気になるよ!こんな所に閉じ込めておいて、目的もわかんないなんて……」

[メイン] 桂木 眞己 : こくりと頷く。

[メイン] 亜双義一真 : やはり、頷く。

[メイン] 亜双義一真 : 「オレも同意見だ……ただ、捨ておくにはあまりに不可解が過ぎる状況」

[メイン] 桂木 眞己 : 「助けを待つよりは、自由に動ける今、足掻くだけ足掻いてみるのが
 良さそうっすよね」

[メイン] 桂木 眞己 : とは言え……と加え、どこかへと歩き。

[メイン] 桂木 眞己 : 壁の方へ向かい、そして立てかけられているあるものを指差す。

[メイン] 千鳥 ミチル : 二人に、うんうん、と頷く。
忍者たるもの、挫折の前で挫けてはなるまい……!

[メイン] 桂木 眞己 : CCB<=95 判定 鎌を【目星】 (1D100<=95) > 50 > 成功

[メイン] GM : 背丈以上ある大きな鎌。

[メイン] GM : 眞己はその鎌が非常に使い込まれており、刃こぼれしていることがわかる。
<歴史>か<オカルト>を振れますね

[メイン] 桂木 眞己 : 「……さて、見てくださいミチル先輩」

[メイン] 桂木 眞己 : 人を簡単に切り裂いてしまいそうな、大きな鎌。
正直なところ、マキも最初見た時はかなりビビった。

[メイン] 桂木 眞己 : 「監禁ではないにせよ、良からぬ場所であることは確か……ってことっす」

[メイン] 千鳥 ミチル : うんうんと頷いていれば、眞己へと目をやる。
自分の身長よりも大きな刃物に、ぴゃっと小声が漏れる。

[メイン] 亜双義一真 : 「さながら、西洋の死神の得物……不吉甚だしいな」
東洋の死神と言えば”忍”のはずだが、そんな調子でいいのか千鳥よ。

[メイン] 千鳥 ミチル : 眞己殿は相変わらず冷静沈着……!
むむ、テニス部でもなくうちの部に入部してほしいくらい、不屈の心……!

[メイン] 桂木 眞己 : 眠たげな目ではあるものの、この異常事態に焦りを覚えている面もあり
表情は強張っている。
そして、一真先輩の言葉に、頷く。

[メイン] 千鳥 ミチル : 一真殿の視線にハッと我に返り。苦笑いをしながら鎌へと目をやれば。

[メイン] 千鳥 ミチル : CCB<=90 忍者のひらめき (1D100<=90) > 88 > 成功

[メイン] GM : 非常に古い代物。100年や200年というレベルではない。
その上で現役の道具である。
ミチルはいわゆる「死神の鎌」としてイメージされるそのものの形だと思います。

[メイン] 千鳥 ミチル : 忍具から外れて西洋の刃物を調べていた時に、見たことがある。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「これは……むむっ……!!!
 結構古いのに、最近使われたことがある……みたいだね」

[メイン] 桂木 眞己 : 「……うげ、マジっすか」

[メイン] 亜双義一真 : 「……。飾りではないというわけか」

[メイン] 千鳥 ミチル : 刃こぼれしているが、手入れ自体はされている。
この鎌で人を殺すことも────容易いだろう。

[メイン] 桂木 眞己 : その言葉に、眉に力が込められる。
ミチル先輩は、にわかには信じられないが、俗に言う忍者ってやつで……。

[メイン] 桂木 眞己 : 実際に、暗鬼の扱いに長けてるもんだから、説得力が強い。

[メイン] 桂木 眞己 : 「………一真先輩とミチル先輩の考えから合わせて……
 まぁ、そうっすね……」

[メイン] 亜双義一真 : 「……これだけの”大鎌”。振るうには相当の膂力が必要のハズ。あるいは、本物の死神でも潜むのかもしれんな、この場には」

[メイン] 桂木 眞己 : 「この部屋……どうも、"死"を連想させるものが多いっす」
そして─────自分達が入っていた箱の方をじっと見る。

[メイン] 桂木 眞己 : ……本物の死神……おとぎ話のような話だけど。
現実味を帯びているのもまた事実。

[メイン] 桂木 眞己 : 静かなマキの顔に、冷や汗がたらりと落ちる。

[メイン] 亜双義一真 : 「……このような、密室。混乱こそ最も避けるべきだ」
桂木の様子に。

[メイン] 亜双義一真 : 「オレも千鳥もいる。今は信用してくれ……棺を調べるとしよう」

[メイン] 桂木 眞己 : 一真先輩の言葉に、少し目が見開き、黙ったまま頷く。

[メイン] 亜双義一真 : それを見て、棺の方へ足を踏み出す。

[メイン] 桂木 眞己 : 「……ええ、本当に、先輩方がいてある意味良かったっすよ」

[メイン] 千鳥 ミチル : 一真の言葉に、ハッ、と頷き。
こくこくと頭を振りながら。

[メイン] 桂木 眞己 : そして棺へと足を運ぶ一真先輩の後姿を目で追う。

[メイン] 亜双義一真 : ccb<=50 なぜオレは50%の目星を? 目星>棺 (1D100<=50) > 66 > 失敗

[メイン] 桂木 眞己 : 加えて、大鎌の傍にい続けるのは精神的にキツいので
少しズレた位置で移動する。

[メイン] GM : すべて真っ黒、同じ型の棺桶。

[メイン] 亜双義一真 : 「取り立てた特徴はなさそうだな、うむ」
棺に負けない真っ黒な学生服を着た男が頷く。

[メイン] 桂木 眞己 : 「……とは言え、棺は棺……あんま日常的なもんじゃないから
 この中に入っていたと思うと、なんか……
 気持ち悪いっすね……」

[メイン] 千鳥 ミチル : 一真殿が言うなら、何もなかったんだろう……!
納得したかのように頷き。

[メイン] 桂木 眞己 : ボサボサの黒髪に手を入れ、頭をガシガシと掻く。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「逆に考えてみよう!
 えーっとほら、棺桶にいたのは確かだけど、そこから出たし!
 生き返った、みたいな!」

[メイン] 桂木 眞己 : 「…………」

[メイン] 桂木 眞己 : 「……ぷっ……!」

[メイン] 桂木 眞己 : 思わず吹き出す。

[メイン] 亜双義一真 : 「ハッ」

[メイン] 亜双義一真 : 「ハーッハッハッハ!」

[メイン] 桂木 眞己 : マキの強張った表情が少し緩む。

[メイン] 千鳥 ミチル : ちょっと無理があるかもしれない。
指一本立てつつも、頬が引きつる。

[メイン] 桂木 眞己 : 「ははっ……!いいっすねその考え、俺も賛成っす
 さすがミチル先輩っすね」

[メイン] 桂木 眞己 : 微笑んだ表情をミチルへ見せる。

[メイン] 亜双義一真 : 「……キサマの今の一言は、確かに生き返らせてくれたらしい。
 陰鬱としつつあった空気をな」

[メイン] 千鳥 ミチル : 「なななっ!?!わ、笑うことないじゃないかぁ~~~!!
 ううぅう……それは果たしてほ、褒められてるのかなあ……」

[メイン] 桂木 眞己 : 「あははは!褒めてるっすよ、誇ってくださいって」

[メイン] 亜双義一真 : 「フッ。再び棺に逆戻りしない間に、行動の目途を建てるとしよう」
上機嫌な声音。

[メイン] 亜双義一真 : そして、唯一の扉の方へと歩く。

[メイン] 桂木 眞己 : 一真先輩の言葉にこくりと頷き。
その後に続く。

[メイン] 千鳥 ミチル : 赤面しながらも、頬を膨らませる。
そのまま抗議を見せるように、くるりとドアへと向いて。

[メイン] 桂木 眞己 : この扉の先に、"何が"来ても平気なように
途中、肩を伸ばすストレッチを挟みつつ。

[メイン] 千鳥 ミチル : どっきどき、心臓が高鳴る。
好奇心は確かにあるが、同じくらい怯えも心にあるのだ。

[メイン] 千鳥 ミチル : CCB<=90 忍者のひらめき(ドアへの目星) (1D100<=90) > 8 > スペシャル

[メイン] GM : 重厚な鉄のドア。
鍵穴などはないく普通に開きそうだ。
ミチルはドアの近くにメモが1枚落ちていることに気がつく。

[メイン] 千鳥 ミチル : ぴょこんとツインテールが反応し、跳ねる。

[メイン] 千鳥 ミチル : どれどれ、と紙を拾い上げて、ちらりと目を向ける。

[メイン] GM : 【棺桶の部屋のメモ】
ここでの振る舞いは自分に還る

[メイン] 桂木 眞己 : 「? どうしたんすかミチル先輩?
 置いて行っちゃいますよー?」
扉を開け、先に進もうとするも、何かを見るために立ち止まるミチル先輩の方をちらりと向く。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「あーいや、こういうのがあって……」

[メイン] 亜双義一真 : 横目で、視線を向ける。

[メイン] 千鳥 ミチル : 先に進もうとする眞己に、ぺらっとメモを見せる。

[メイン] 桂木 眞己 : 「ん……? ………ここでの振る舞いは、自分に還る……?
 ……なぞなぞかなんかっすか?」

[メイン] 桂木 眞己 : 眉をへし曲げ、首を傾げる。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「……ホントだったら、眞己殿のほっぺがつねられそうだね!」

[メイン] 桂木 眞己 : 「げっ……!確かに、それはやべぇっすね
 もっと軽い力でつねっとけばよかったっす」

[メイン] 亜双義一真 : 「悪趣味な文面だ、が……もしかすると、監視の目があるのかもしれん。
 行動には気を付けた方が良さそうだな」

[メイン] 桂木 眞己 : 自分の頬に手を当て、すりすりとさせながら。

[メイン] 亜双義一真 : 「そうならんよう、今返してやってもいいぞ?」
手を頬の高さに挙げ、冗談交じりに。

[メイン] 桂木 眞己 : 「ひっ……!?か、勘弁してくださいっす先輩
 この通りっす」

[メイン] 千鳥 ミチル : にひっと笑うが、一真の発言に、一瞬びくりとなる。
……見られてるって、色々!?ちょ、ちょっと怖いな……!

[メイン] 千鳥 ミチル : 「う、うぅう~……これ以上は大丈夫だよね!
 進めば、その紙に書かれていることもわかるだろうし!」

[メイン] 亜双義一真 : 「……ああ。バカをやっていないで、進むとしよう。よく見つけてくれた、千鳥」
ひらりと手を下ろし。
メモの中身を頭に入れてから、改めて扉の向こうへと進む。

[メイン] 千鳥 ミチル : その恐怖を誤魔化すように、扉にぐぐっと体重をかけ開こうと。

[メイン] 桂木 眞己 : あざっす、ミチル先輩。と言い、扉の向こうへと進む。

[メイン] GM : ドアを開けると、そこから先に広がっていたのはどこか生活感のある風景だった。
やや広めの部屋の中に暖炉やテーブル、コートハンガーなどが置いてあり、まるで一人暮らしのリビングのような印象を受ける。

[メイン] GM : やや広めの、どことなく洋風の部屋。
【テーブル】と1つの椅子、テーブルの側に【コートハンガー】、とある壁に【暖炉】。
窓はない。暖炉とは別の壁に【扉】が2つと、自分たちが出てきた【扉】が1つある。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「わわわっ!?お、お邪魔しますっ!」
目の前に広がっていたのは、誰かの部屋と見間違うくらい使われた形跡がある場所。
今はいない部屋の主に、思わずアイサツを。

[メイン] 桂木 眞己 : 「………ん……?お、俺も、お邪魔しまぁーすっと……」

[メイン] 桂木 眞己 : 辺りをキョロキョロと見渡しながら。

[メイン] 亜双義一真 : 「邪魔をする」
ジャパニーズ・アイサツ

[メイン] 桂木 眞己 : 「……なんか、さっきの部屋と違って
 全然殺風景じゃないっすね……?むしろ、普通の部屋……?」

[メイン] 千鳥 ミチル : 「そうだねー……さっきとは違って、色々ものがあるから……
 何があるかって見てたら、時間がかかっちゃいそうだね」

[メイン] 桂木 眞己 : 「そうっすね……なんか、この部屋以外にも……まだまだ部屋がありそうっす」

[メイン] 千鳥 ミチル : そして、他人の部屋の中に無断で入る。
そして調べるという選択を口から零したことに、ハッと。

[メイン] 桂木 眞己 : 向こうの壁にある、2つの扉を青い瞳でじっと見て。

[メイン] 千鳥 ミチル : ぺこぺこ、部屋の中で四方八方に頭を下げている。

[メイン] 亜双義一真 : 「”何者か”がいる以上。調査の猶予があるうちに、調べるのが得策、か……
 良い案だ」

[メイン] 桂木 眞己 : こくりと頷く。

[メイン] 桂木 眞己 : 「……時間が惜しい、というのは事実っすね」

[メイン] 桂木 眞己 : そう言い、1つ目の扉の方へ向かい、耳を当てる。
その向こう側に誰かがいないかを確認。

[メイン] 亜双義一真 : 「どの道、先に手を出されたのはオレたちだ。
 荒らし回られても正当防衛だな」
千鳥の様子に言っておく。

[メイン] GM : 扉1「Private」
茶色い木の質素な扉。「Private」とプレートが下がっている。
扉の先からはなにも聞こえない。

[メイン] 桂木 眞己 : 「……………」
目を閉じ、眉を顰めながら集中するも、何も聞こえない。

[メイン] 千鳥 ミチル : 一真にそう言われ、頭を下げていた様子を止めて。
……ありがと~~、と気楽になった顔で笑う。

[メイン] 桂木 眞己 : 「……先輩、俺、ちょっとこっちの部屋行ってみるっす
 もし何かあったら、叫びますんで」

[メイン] 桂木 眞己 : ミチル先輩と一真先輩の方を見る。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「んっ………ありがとう!……でも、え、えーっとその…
 何かあったらすぐ言うんだよ!無理とか、そういうのダメだからね!絶対!」

[メイン] 亜双義一真 : 「ああ。……任せるぞ、桂木」
この状況で、人に頼ることを第一に判断するという冷静な視点。
危険な単独行動だが、心配はなさそうだ……と頷く。

[メイン] 桂木 眞己 : 「だ、大丈夫っすよ、子ども扱いはやめてくださいよミチル先輩」
母親の言いつけのようで、少し照れたような顔になりながら。

[メイン] 桂木 眞己 : 一真先輩の方を見て、こくりと頷く。

[メイン] 亜双義一真 : 「さて、返って二つ目の扉だが。此方には……」
と二つ目の扉へ

[メイン] 桂木 眞己 : 「任せてください、俺、運動部なんで
 いざという時は全然、逃げれると思うんで」

[メイン] 千鳥 ミチル : 冷静沈着な眞己なら大丈夫。とは思ってはいる。
けれど、かといって、過去の経験の不安は抜けはしない。

[メイン] GM : 扉2「rest in」
真っ白でどこか神秘的な扉。「rest in」とプレートが下がっている。

[メイン] 桂木 眞己 : そう言い、「Private」と書かれた扉を開けようと試みる。

[メイン] GM : 普通に開きますね

[メイン] 桂木 眞己 : 俺はメイン2へ移動するっす

[メイン] 亜双義一真 : 休憩室、か?
と思いながら、二つ目の扉を開くか確かめよう

[メイン] GM : そちらも問題なく開きますね

[メイン] 千鳥 ミチル : ごくりと、両手を握って一真の様子を見守る。

[メイン] 亜双義一真 : 「鍵は無い、か……」
ドアノブを捻り。

[メイン] 亜双義一真 : 「千鳥。今いる、この部屋は……キサマに任せられるか?」

[メイン] 千鳥 ミチル : 「……!え、えーっと……もちろん!
 これでも部長だし!それくらいなら、引き受けられるよ!」

[メイン] 千鳥 ミチル : 半分嘘。ずっと怖がってはいる。
ただ、この部屋への興味は、いずれとして尽きない。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「それじゃあ……一真殿はその部屋を?」

[メイン] 亜双義一真 : 「…………礼を言う。その通りだ」
扉を開き、その先の部屋に進もうとして……
一度止まり。

[メイン] 亜双義一真 : 「だが、キサマは部長である以前に。オレと桂木の”友”なのだ。
 僅かでも異変があれば。すぐに声を出せ……いいな」

[メイン] 千鳥 ミチル : 首を傾げ、止まった彼へと目をやる。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「……あ。……う、うん……!
 それは……約束する……!私たちは、友だちだもん……!!」

[メイン] 亜双義一真 : その言葉に、満足したように一つ頷くと。
ただハチマキを靡かせて、背を向け。
扉の向こうへ歩んでいった。

[メイン] 千鳥 ミチル : こくこく、と何度もうなずく。
友。法律には書かれていないが、守るべき大切な物。

[メイン] 千鳥 ミチル : 一真を見送り、辺りを見回す。
ふぅ、と深呼吸一つ。

[メイン] 千鳥 ミチル : 本当に……暖かい部屋だなあ。
そういえば、さっきの部屋で感じてた冷たさもない……?

[メイン] 千鳥 ミチル : 暖炉に気が付き、物珍しげに覗き込む。

[メイン] 千鳥 ミチル : CCB<=90 忍法研究部部長(暖炉) (1D100<=90) > 45 > 成功

[メイン] GM : 火はついていないが、熱を持っている。
<アイデア>を振れますね

[メイン] 千鳥 ミチル : CCB<=40 アイデア (1D100<=40) > 65 > 失敗

[メイン] 千鳥 ミチル : おわぁ~~~

[メイン] 千鳥 ミチル : 「………?」

[メイン] 千鳥 ミチル : ミチルは頭が悪い。
青春の時間を全て忍者オタク活動へと注いだからだ。

[メイン] 千鳥 ミチル : 故に、ミチルの頭には。
「?」が浮かび上がっていた。

[メイン] 千鳥 ミチル : まあいいか、とくるり背を返し。

[メイン] 千鳥 ミチル : ごっちん、と何かに足先が当たる。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「あたぁっ!?……こ、これは……机……よ、よくもやったなぁっ!」

[メイン] 千鳥 ミチル : 自己責任なのだが、机に怒り出すミチル。

[メイン] 千鳥 ミチル : CCB<=90 忍法研究部部長(机) (1D100<=90) > 37 > 成功

[メイン] GM : やや小さい。一人で使う用のように見える。
テーブルの上には【手帳】らしきものが置いてあり、【新聞】が広げてある。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「やややっ……これはこれは……!」

[メイン] 千鳥 ミチル : 広げてあった新聞へと目が向かれる。

[メイン] 千鳥 ミチル : CCB<=90 忍法研究部部長(新聞) (1D100<=90) > 44 > 成功

[メイン] GM : 半分まで記事が埋まっており、残り半分は白紙。
まるで途中で印刷をやめたかのような新聞。
「○○で事故が発生。○○歳の◯性が◯名、◯◯歳の◯性が◯名死亡」
ほか、事故の詳細までが新聞に書かれている。
<アイデア>を振れますね

[メイン] 千鳥 ミチル : CCB<=40 アイデア (1D100<=40) > 60 > 失敗

[メイン] 千鳥 ミチル : 「?」

[メイン] 千鳥 ミチル : 目が点になる。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「……それにしても、事故かぁ……
 ……さっきの部屋と言い、ちょっと不吉だなぁ」

[メイン] 千鳥 ミチル : 死亡の文字に、手を軽く合わせて。

[メイン] 千鳥 ミチル : ちらり、と手帳が視界に映る。

[メイン] 千鳥 ミチル : ……これ見て……いいのかな。
一真殿が言ってたように……私たちは巻き込まれてる側だけども……
……人のプライバシー……!!

[メイン] 千鳥 ミチル : ……でも、気になる……!!
持ち主さん、ごめんなさい……!!

[メイン] 千鳥 ミチル : 目を薄く開いて、手帳を開く。

[メイン] 千鳥 ミチル : CCB<=90 忍法研究部部長(手帳) (1D100<=90) > 62 > 成功

[メイン] GM : 分厚い。よく分からない材質の革。
<知識1/2>か<歴史1/2>か<生物学>で材質がわかりますね
ミチルは最新のページが目に入ります。

[メイン] GM : 【手帳のメモ】
6月16日 本日の予定
・男性2名、女性1名 死因:事故死

鎌の切れ味が悪い。
仕事前に研磨剤を購入してくること。
外出の間はいつも通り仕事部屋に死者を保管しておく。

[メイン] GM : <アイデア>を振れますね

[メイン] 千鳥 ミチル : CCB<=40 アイデア (1D100<=40) > 61 > 失敗

[メイン] 千鳥 ミチル : CCB<=90 材質も調べちゃおう (1D100<=90) > 63 > 成功

[メイン] GM : 人間の皮でできていることがわかる。SANc(0/1)

[メイン] 千鳥 ミチル : CCB<=59 SAN値チェック (1D100<=59) > 45 > 成功

[メイン] 千鳥 ミチル : 「……ッ!?」

[メイン] 千鳥 ミチル : 本には覚えのない触り心地。それなのに、触ったことがある。
この”肌ざわり”は────。

[メイン] 千鳥 ミチル : ごとっ、と手帳を落とす。

[メイン] 千鳥 ミチル : 落ちた瞬間、ミチルの体からはぶわりと汗が噴き出た。

[メイン] 千鳥 ミチル : ……ま、まさか……そんなものが、使われてる……?
それを、私は触れて……
……信じたくないけど、それ以外ありえない……

[メイン] 千鳥 ミチル : 「っぁ……」

[メイン] 千鳥 ミチル : 心の奥底から叫びそうになる口。
けれど、その口をぱくんと閉じる。

[メイン] 千鳥 ミチル : ……大丈夫、何かされたわけじゃない……
他のみんなの邪魔を、するわけにはいかない……
こんな、些細なことで……っ

[メイン] 千鳥 ミチル : 手で、どくどく高鳴る胸を抑えながら。
よろよろと、体がふらつく。

[メイン] 千鳥 ミチル : とん、と背中に触れたのは。

[メイン] 千鳥 ミチル : CCB<=90 忍法研究部部長(コートハンガー) (1D100<=90) > 2 > 決定的成功/スペシャル

[メイン] GM : 何も掛かっていない。
非常に長い服がかけられそうに見える。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「……誰の、なんだろう……」

[メイン] 千鳥 ミチル : 異常に長いハンガー。
普通の人が使うなら、これくらいの長さなんていらないだろうに……。

[メイン] 千鳥 ミチル : まるで、掛けるなら……死神のフードのようなものが該当しそうで。

[メイン] 桂木 眞己 : ガチャリ、「Private」と書かれた部屋から、マキが帰ってくる。

[メイン] 千鳥 ミチル : ぞわり、と背筋の産毛が逆立ち。

[メイン] 桂木 眞己 : 「うっす、ただいま戻りましたミチル先輩……… ……?」

[メイン] 桂木 眞己 : 「ミチル先輩……?大丈夫っすか……?」

[メイン] 桂木 眞己 : 戻ってきたマキの手には、2冊の本と、2枚のメモがあり。

[メイン] 桂木 眞己 : そんな中、心配そうにミチル先輩の顔を覗く。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「…………。……あ、眞己殿……
 さっきぶりあdね~」

[メイン] 千鳥 ミチル : 大丈夫大丈夫、と手を振るが。
ミチルの顔色は青白い。

[メイン] 桂木 眞己 : 「………」

[メイン] 桂木 眞己 : 「……先輩、何か……あったんすか……?」

[メイン] 桂木 眞己 : 「俺で良ければ、話してください」

[メイン] 千鳥 ミチル : 「……眞己……どの……」

[メイン] 千鳥 ミチル : ふぅ、と息をついて。
……顔色を見抜かれるなんて、彼にはかなわないなあ。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「実は……」
と、ここで調べた情報を共有する。
────人皮についても、勿論。

[メイン] 桂木 眞己 : その話を聞き、眉を顰める。

[メイン] 桂木 眞己 : 「……なるほど………なんか、不穏も不穏、っすね……
 つーか……事故死って……いや、まさか、俺達に限って
 そんなことは……」

[メイン] 桂木 眞己 : 「……死神…… ………本当に、そうなのか……?」

[メイン] 亜双義一真 : その時。
"rest in"の扉から、現れる亜双義。

[メイン] 桂木 眞己 : 音の─────一真先輩の方をちらりと見て。

[メイン] 桂木 眞己 : 「! 一真先輩も無事だったんすね、良かったっす」

[メイン] 千鳥 ミチル : 俯いていた顔は─────一真へと向けられる。

[メイン] 亜双義一真 : 「ああ。キサマたちも、壮健で何より」

[メイン] 桂木 眞己 : 「……先輩、そっちの部屋では、何がありました?」

[メイン] 亜双義一真 : 「キサマたちの話は。扉の向こうにも、うっすらと聞こえていた」

[メイン] 亜双義一真 : 「しかし……それと合わせると。恐ろしい”ジジツ”だったな」

[メイン] 桂木 眞己 : 「………え?」

[メイン] 桂木 眞己 : 目を見開く。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「……恐ろしい……"ジジツ"?」

[メイン] 千鳥 ミチル : ごくり、と唾を飲み込み。
次の言葉を待つ。

[メイン] 亜双義一真 : "rest in"の部屋で見た光景を話す。
己の遺影と、それに献花せよという文。
無限に広がる花畑。

[メイン] 桂木 眞己 : 顔が青ざめていく。

[メイン] 桂木 眞己 : 最悪の想定が、真であった。

[メイン] 桂木 眞己 : 「……一真先輩の、遺影……?」

[メイン] 桂木 眞己 : 「じゃあ……俺達は、本当に……死んでいる……?」

[メイン] 千鳥 ミチル : 「…………!?」

[メイン] 亜双義一真 : 「………………」
否定は出てこない。

[メイン] 桂木 眞己 : 冷や汗がたらりと落ちる。

[メイン] 亜双義一真 : 「キサマたち。”出口”は見つけたか?」

[メイン] 千鳥 ミチル : 開いた口が塞がらないとは─────まさにその事で。
真面目な彼が言うことであるなら……と、信じざるを得ない。

[メイン] 桂木 眞己 : その言葉に、黙ったまま首を横に振る。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「それらしいものは……」
と、同じく首を振る。

[メイン] 亜双義一真 : 「……ならば。オレたちは、”出口のない空間”にいるわけだな」
同様に、入り口もまた無い。
まさに、突如として死の国に放り込まれたとしか思いようがないわけだ。

[メイン] 千鳥 ミチル : 死神、人皮、遺影。
不穏な言葉群が、ミチルの脳裏にこびりついて、見え隠れする。

[メイン] 桂木 眞己 : 最悪が、最悪を呼ぶ事態。
空気は淀む。

[メイン] 桂木 眞己 : されど─────。

[メイン] 桂木 眞己 : 希望は

[メイン] 桂木 眞己 : まだあるんじゃないか?

[メイン] 桂木 眞己 :  

[メイン] 桂木 眞己 :  

[メイン] 桂木 眞己 :  

[メイン] 桂木 眞己 : 「待った」

[メイン] 桂木 眞己 :   

[メイン] 桂木 眞己 :  

[メイン] 桂木 眞己 :  

[メイン] 亜双義一真 : 「……!」
ピクリ、と体が。

[メイン] 桂木 眞己 : バンッ!と机の上に、あるメモを"つきつける"。

[メイン]   : 『死神というのは意外とユーモラスな奴で、上手いことが言える人間には融通を利かせてくれたりもする。』

[メイン] 桂木 眞己 : 「……ああ、そうだ、もしかしたら俺達は本当に死んでいるかもしれない
 もう、それは代えがたい"ジジツ"かもしれない」

[メイン] 桂木 眞己 : 「だからって、まだ諦めるには早いだろ
 なあ、先輩」

[メイン] 亜双義一真 : 腕を組み、雰囲気の変わった様子の桂木を見据える。

[メイン] 千鳥 ミチル : びくんっ!と、体を飛びあがらせる。
音に驚いたのではなく─────
変貌した眞己の眼差しに、驚いたのだ。

[メイン] 桂木 眞己 : そしてその横に、2つの本を置く。

[メイン] 亜双義一真 : 「その顔……どうやら、キサマには。”考え”がある……
 いや、むしろ。”確信”があるというのか……!?」

[メイン] 桂木 眞己 : こくりと頷く。

[メイン] 桂木 眞己 : 「あるよ」

[メイン] 桂木 眞己 : 「発想を"逆転"させるんですよ」

[メイン] 千鳥 ミチル : 「……!
 それは……一体……」

[メイン] 亜双義一真 : 「な、なんだと……ッ!」
その気迫に、体が一歩引く。

[メイン] 桂木 眞己 : 「俺達はもう死んでいる」

[メイン] 桂木 眞己 : 「それなら、生き返ればいいじゃないか」

[メイン] 桂木 眞己 : ニヒルな笑みを浮かべる。

[メイン] 千鳥 ミチル : 横に積まれた本に目をやりながら。
ごくり、と眞己に唾を飲む。

[メイン] 桂木 眞己 : 「死神さん、いないって思ったけど、"逆転"しよう
 いるんだ、その"存在"は、いる」

[メイン] 亜双義一真 : 「……バカなッ! それは、最早”逆転”などと呼べるものでは、ない!」

[メイン] 桂木 眞己 : 「一真先輩」

[メイン] 亜双義一真 : 「道理に対する、”反逆”だッ!!」

[メイン] 桂木 眞己 : 「俺のこと、どうか信じてください」

[メイン] 桂木 眞己 : 頭を下げる。

[メイン] 亜双義一真 : 「…………!!」

[メイン] 桂木 眞己 : 「……俺は、この"逆転"を打つには……まだパズルのピースが足りないんです」

[メイン] 桂木 眞己 : 「……情けないことに、俺は……はは、勉学があまり得意じゃないんで」

[メイン] 桂木 眞己 : ちらりと、2つの本を横目に。

[メイン] 桂木 眞己 : 「……お二人に、この本を是非とも読んでいただきたく
 そうすればきっと……」

[メイン] 桂木 眞己 : 「─────"逆転"の糸口が……光明が、ハッキリと見えるようになる
 ……俺は、そう思うんです」

[メイン] 千鳥 ミチル : すっと、彼へと目を見すえながら。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「……それは……
 ……眞己殿、君が危険になるような手打ちではないよね……?」

[メイン] 桂木 眞己 : ピンチの時こそニヤリと笑う。

[メイン] 桂木 眞己 : 一真先輩、あんたは俺にそう教えてくれたはずだ。

[メイン] 桂木 眞己 : じゃあ俺は、笑わせてもらうよ。

[メイン] 亜双義一真 : 「…………」
ハチマキをたなびかせ、腕を組む。
立ちふさがる、高きアミのごとく。

[メイン] 桂木 眞己 : 「……ええ、ミチル先輩」

[メイン] 桂木 眞己 : 「これは……博打に近いでしょう……」

[メイン] 桂木 眞己 : 「でも、やるしかないんです
 こうするしか、生き延びる道は、無い」

[メイン] 桂木 眞己 : 「お願いします、俺の我儘……聞いてください」

[メイン] 桂木 眞己 : 改めて、二人へ頭を下げる。

[メイン] 桂木 眞己 : 「………俺、母さんを一人にしたくない」

[メイン] 桂木 眞己 : 「生きて帰りたいんです」

[メイン] 千鳥 ミチル : 「……それじゃあっ……!」
と、口を開きかけるが。
眞己の頭を下げたことに、口が窄む。

[メイン] 亜双義一真 : 「……今、理解した。キサマが”確信”していたソレは……
 ”生きる希望”などでは、無い。
 ”生きねばならない”、その譲れない信念をこそ、確信しているのか……!」

[メイン] 桂木 眞己 : 一真先輩の目を、じっと見つめる。

[メイン] 桂木 眞己 : その目は、まるで蒼き炎。

[メイン] 桂木 眞己 : 「………はい」

[メイン] 亜双義一真 : この男、亜双義一真にもある。
死ねないその理由が。

[メイン] 亜双義一真 : 「桂木。キサマは妙なヤツだ。夜のような静けさを持つ男でありながら……」

[メイン] 亜双義一真 : 「一度瞬けば、夜天に満ちる”星”のごとく、降りかかる闇を逆転してしまう……!」

[メイン] 亜双義一真 : 亜双義の声には……火があった。
彼の瞳から、燃え移ったが如き生の炎が。

[メイン] 亜双義一真 : 故に、残るは──
千鳥ミチル、その方を見る。

[メイン] 桂木 眞己 : 同じく、ミチル先輩の方をじっと見つめる。

[メイン] 千鳥 ミチル : 一人にしたくない─────。
ミチルは友達は行方不明、残され一人になった側。
だからこそ、それを拒もうとする彼へのその姿勢が。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「……わかんないよ」

[メイン] 桂木 眞己 : 俺は、先輩二人の命もベットしなくちゃあいけない。
……俺は、臆病者だ、俺一人ならともかく、二人をそんな賭けに巻き込むことに
すごく……辛さを感じる。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「眞己殿、君がそういう博打を……
 打つことには、君自身が掛け金になる」

[メイン] 千鳥 ミチル : 「失敗したら全ておじゃんなら……
 それこそ、残されたお母さんは……ずっと、君を探し回ることになる」

[メイン] 桂木 眞己 : その言葉に、目を閉じる。

[メイン] 亜双義一真 : 少女が今まで纏っていた仮面。
その奥の”真実”を、しかと聞く。

[メイン] 千鳥 ミチル : それは"確信"だ。
ミチル自身が、そういう運命にあった。
友が行方不明となり、その友を探すことになった運命。

[メイン] 千鳥 ミチル : ましてや、それが一人息子となれば。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「もっとほかに方法はあるかもしれないし……
 それに、それに……」

[メイン] 千鳥 ミチル : じっと、揺らぐ瞳は、蒼い炎を見つめる。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「……私は、君のことが……心配だよ……」

[メイン] 桂木 眞己 : 「……ありがとうございます」

[メイン] 千鳥 ミチル : きゅっと、唇が震えだす。

[メイン] 桂木 眞己 : 「ミチル先輩は、本当に……優しい方です」

[メイン] 亜双義一真 : さながら、不安に満ち満ちた水面……か。
二人の対峙を、ただ見守る。

[メイン] 桂木 眞己 : 目を開き、優しく微笑む。

[メイン] 桂木 眞己 : そして一歩踏み出し、対峙する。

[メイン] 桂木 眞己 : 「だからこそです、だからこそなんです
 確かに、もっと他に方法はあるかもしれません」

[メイン] 千鳥 ミチル : ミチルは友を無くしている。
だからこそ、もう二度と、と思ってしまうのだ。

[メイン] 桂木 眞己 : 「でも……それを探す間に、時計の針はてっぺんを差し
 魔法は解けてしまうかもしれない」

[メイン] 千鳥 ミチル : じっと、微笑む彼を見つめる。

[メイン] 桂木 眞己 : 「これは……もう、即刻手を打たないといけない」

[メイン] 桂木 眞己 : 「……先輩、お願いします」

[メイン] 桂木 眞己 : 「ここが─────忍び耐える、正念場なんです」

[メイン] 桂木 眞己 : 「俺は、消えません
 一真先輩も失わせません、そして─────」

[メイン] 桂木 眞己 : 「─────ミチル先輩も、俺は……手放しません」

[メイン] 千鳥 ミチル : 「─────」

[メイン] 千鳥 ミチル : くすり、と微笑んで。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「ふふっ……一本取られたよ
 眞己殿の方が、よっぽど忍びらしいや」

[メイン] 千鳥 ミチル : 一本取られたなら、ゲームセット。

   我儘を聞く
結果は私の負け。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「……絶対に……約束だからね……?」

[メイン] 桂木 眞己 : ミチル先輩の言葉に、安堵の表情と、そして微笑みを見せ。

[メイン] 桂木 眞己 : 「はい ……必ず」

[メイン] 千鳥 ミチル : ぎゅっと、手放さないと言った眞己の手を掴む。

[メイン] 桂木 眞己 : らしくないと言えば、そうかもしれない
でも俺、何か失うこと、誰かが悲しむこと、絶対に嫌だから。
だから、悲しむミチル先輩は、見たくないから。

[メイン] 桂木 眞己 : その、不安さが伝わる手に、想いを乗せるように
握り返す。

[メイン] 千鳥 ミチル : 恐怖はある。
けれど、彼の炎の篭もる瞳─────
青く晴れ渡る空のような明るさを見えて。

[メイン] 桂木 眞己 : 「生意気な後輩ですんません、先輩」
口角を上げ、冗談めかすように笑う。

[メイン] 千鳥 ミチル : 何事も 変わり果てぬる 世の中に
ちぎりたがはぬ 青い空

[メイン] 千鳥 ミチル : なんて、頭の中に思ってしまったのだ。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「……ふふふ、そうだね……
 生意気で、可愛げのある後輩のために……一肌脱ごうか」

[メイン] 亜双義一真 : 「男ならば。その約束、しかと覚えておくことだ。
 破られたその時には、例え地獄に落ちてもオレが……斬る!」

[メイン] 千鳥 ミチル : にへっと笑い、一真へと微笑む。

[メイン] 桂木 眞己 : ひゃ~、斬られるのは勘弁っすね。
と、にへらと笑いながら。

[メイン] 桂木 眞己 : 「そんじゃ先輩、俺これ無理なんで
 よろしくっす」

[メイン] 桂木 眞己 : 生意気な態度で、2冊の本を二人にそれぞれ渡す。

[メイン] 亜双義一真 : とんだ大物だ。だが……今にあっては、それが。
ヤツを男として、こうも大きく見せる!
確かに本を受け取る。

[メイン] 桂木 眞己 : 「……しっかし、献花するにしても……上手いこと、かぁ
 俺、マジでそういうの苦手っすからねぇ……」
頭をガシガシと掻きながら。

[メイン] 千鳥 ミチル : 全くもー、と呟くが。
その態度こそが、自信の裏付けなのだと。
変わらぬそれに安心しながらも、本を受け取り。

[メイン] 亜双義一真 : 「あるいは、この本こそが”決定的”な証拠になれば良いが」
ぺらぺらと、本を捲りだす。

[メイン] GM : 本を開くと、手書きのメモが出て来る。
メモは以下のような内容。

[メイン] GM : “Did you hear about the guy whose whole left side was cut off?
He’s all right now.”

“Seven days without water makes one weak.”

”What's the worst thing about throwing a planet in space?
You have to planet.”
<英語>を振れますね

[メイン] 亜双義一真 : ccb<=80 英語 (1D100<=80) > 41 > 成功

[メイン] GM : "左半身を切り取られた男のことを知ってますか。今ではもう大丈夫(右だけ)です。"

"水を7日間飲まないと人は衰弱する(1週間になる)。"

"宇宙でパーティをすると1番嫌なことは何?
企画しなきゃいけない(宇宙じゃなきゃいけない)。"
<アイデア>を振れますね

[メイン] 亜双義一真 : 「…………」
眉間にしわを寄せる。

[メイン] 亜双義一真 : ccb<=50 アイデア (1D100<=50) > 81 > 失敗

[メイン] 亜双義一真 : 「……ただの英国式駄洒落か」

[メイン] 桂木 眞己 : 「へ~!さすが一真先輩、そういうのが分かるんすね」

[メイン] 桂木 眞己 : 「その本が、死神さんのプライベートルームにあったってことは……
 ……なるほど?死神さんは、ダジャレ好き?」

[メイン] 亜双義一真 : 「初めの文であれば、”all right ”……”右だけ”と”大丈夫”をかけている。
 どの国でも、変わらないものだな……」
死神が、駄洒落好き……まさか、そんなことが。

[メイン] 桂木 眞己 : 「……んで、籠に入ってたもう片方の本の内容は……?」
ちらりと、ミチル先輩の持つ本を視線を。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「な、なるほど……!さ、さすがだね一真殿…!」
さっぱりわからなかった、という内心を持ちつつも。

[メイン] 千鳥 ミチル : 眞己に、こくりと頷き。
ぺらぺら、ページを捲っていく。

[メイン] GM : <英語>を振れますね

[メイン] 千鳥 ミチル : CCB<=90 忍者のひらめき (1D100<=90) > 16 > スペシャル

[メイン] GM : ミチルはその本がコメディ小説だと分かる。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「……んー?……んんー……?
 コメディ……なのかな?」

[メイン] 桂木 眞己 : 「はんはん……偶然ダジャレの本が本棚にあったとかじゃなく
 普通に、そういうのが好き……ってことかぁ」

[メイン] 千鳥 ミチル : ミチルの頭脳でも理解出来た単語を繋げれば、それはユーモア溢れるコメディ小説であることがわかる。
ミチルは半分も理解出来ているか怪しいが。

[メイン] 桂木 眞己 : なんか、死神って言う割には、俗っぽいなぁ。なんて思いながら。

[メイン] 桂木 眞己 : 「ん~~~~~~~~~~~……それで、えーと……?」

[メイン] 桂木 眞己 : 「結局、どうしたら"上手いこと"を言えるんだ?」

[メイン] 桂木 眞己 : 眉をへし曲げながら、頭をガシガシと掻く。

[メイン] 桂木 眞己 : 「献花できる花が、百合と菊で……
 そいつらを使って、"上手いこと"? ……んー、ちょっと俺
 わかんないなぁ」

[メイン] 亜双義一真 : 「…………桂木。”死神は駄洒落が好き”、だったか」

[メイン] 桂木 眞己 : ぴくりと反応し、一真先輩の方を向く。

[メイン] 桂木 眞己 : 「そう……みたいっすね」

[メイン] 千鳥 ミチル : ん~~~~……と、両手を組んで唸っている。
唇を尖らせて、一切何もわからない様子だ。

[メイン] 亜双義一真 : 「貴様の言う、欠けていた最後の一ピース……まさに、其れかもしれんぞ」
ニヤリ、と口角を上げ。

[メイン] 桂木 眞己 : 「………え?」

[メイン] 桂木 眞己 : 「そ、それって……なんすか……!?
 ちょっと一真先輩、勿体ぶらないで教えてくださいよ」

[メイン] 千鳥 ミチル : 「むっ……?」
一真の言葉に、ツインテールがぴょこんと跳ねる。

[メイン] 亜双義一真 : 「この空間で得た、全ての情報。それらは今まさに、考察され……
 一点の曇りなく、研ぎ澄まされた」

[メイン] 桂木 眞己 : ごくりと生唾を飲み込む。

[メイン] 亜双義一真 : 「オレたちが、目覚めたこの場所。
 死者が行きつく先……その名は、”何”だ?」

[メイン] 千鳥 ミチル : ぎゅっと両手を握り、応答を見守る。

[メイン] 桂木 眞己 : 「えーとそれは……」

[メイン] 桂木 眞己 : ちらりと、ミチル先輩の方を向き。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「ん~~~……?」
いや、しかし……見守られている!先輩としてここは何か思いついた方がいいのでは……!

[メイン] 千鳥 ミチル : 「…あ!」
ぴょっこん、とこれほどまでにないくらい、ツインテールが跳ねて。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「は……墓?」

[メイン] 亜双義一真 : 「……そう。人の最後に行きつく先、土の下だ」

[メイン] 桂木 眞己 : 「ふんふん……?」

[メイン] 亜双義一真 : 「そして。英国には、このような慣用句があると言う。
 ”揺り籠から墓場まで”──永遠の見守りを意味する言葉だ。
 人に、決して離れることなき”死”の象徴には。さぞ、お気に召すだろう」

[メイン] 亜双義一真 : ──あと僅かだ!

[メイン] 桂木 眞己 : ほへぇ~、そんな言葉があるんだ……。
一真先輩、やっぱすごいな。物知りだ。

[メイン] 桂木 眞己 : やっぱ一真先輩は頼れる。

[メイン] 亜双義一真 : 「我らは”墓”の住人。
 それに送り届けるべき”ゆりかご”……キサマ、呆けていないで考えてみろッ!」
桂木に一喝し。

[メイン] 桂木 眞己 : 「……ああ、そうか、そういえば籠にこんなメモがあった
 一真先輩のその考えも……間違ってなさそうだ」

[メイン] 千鳥 ミチル : ふむっ、鼻息を荒くして話の続きを聞く。
墓、とは答えたが、そこから続くジジツは気づけない。

[メイン] 桂木 眞己 : 『***から墓場まで』と書かれたメモをひらりと机の上に置きつつ。

[メイン] 桂木 眞己 : 一喝に、普通にビビり、肩を竦めつつ。

[メイン] 桂木 眞己 : 「おわっと……!?え、送るべき"ゆりかご"……?」

[メイン] 千鳥 ミチル : 眞己の横で、当人でもないのに一喝に飛び跳ねて。

[メイン] 桂木 眞己 : 「えぇ~~~~~~~と、それは……」
腕を組み、むむむ、と唸りながら考え。

[メイン] 亜双義一真 : 「その一言。星のように、微かに煌めく”発想の逆転”……
 それが、キサマの博打を決定的に成立させるッ!」

[メイン] 桂木 眞己 : 今、この空間にあるあらゆる物的証拠を頭の中に過らせる。

[メイン] 桂木 眞己 : 「……………」

[メイン] 桂木 眞己 : 「………え、あ……もしや……?」

[メイン] 桂木 眞己 : 目を大きく見開き、ぽつりと言葉を漏らす。

[メイン] 桂木 眞己 : 「……ダジャレ、ゆりかご……
 ………献花すべきもの……もしかして………」

[メイン] 桂木 眞己 :  

[メイン] 桂木 眞己 :  

[メイン] 桂木 眞己 :  

[メイン] 桂木 眞己 : くらえ!

[メイン] 桂木 眞己 :  

[メイン] 桂木 眞己 :  

[メイン] 桂木 眞己 :   

[メイン] 桂木 眞己 : 「─────"百合"と、"籠"ぉ……!?」

[メイン] 亜双義一真 : 「………………」

[メイン] 亜双義一真 : 「まさに。オレと同じ考えに辿り着いたか」

[メイン] 千鳥 ミチル : 「……うへっ!?
 ……そんな、ダジャレみたいな答えなの……!?」

[メイン] 桂木 眞己 : 「………な、なんすか一真先輩、先に思いついてたなら
 言ってくださいよ…… ……あはは」

[メイン] 桂木 眞己 : にへらと笑いながら。

[メイン] 亜双義一真 :
 「異議あり!!」
 

[メイン] 亜双義一真 : 千鳥にビシリと。

[メイン] 千鳥 ミチル : ぱちぱち、と瞳を瞬かせ────。

[メイン] 亜双義一真 : そして、駄洒落の本を叩きつけて。

[メイン] 亜双義一真 : 「”同レベル”だ」
これがお気に召すなら、百合籠とて酷評される謂れはない。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「……!」

[メイン] 千鳥 ミチル : 『”all right ”……”右だけ”と”大丈夫”をかけている。』

[メイン] 亜双義一真 : 「オレとて、初めから気付いていないのではない。
 キサマらの気付き。閃き。それらが積み重なり……
 一つの真実として、今。確信に至ったまでだ」

[メイン] 桂木 眞己 : 「ぷっ……!くっだらな……!
 ……でも、あはは、こりゃいい
 笑いに笑う、それこそが……生きる、ってことだしね」

[メイン] 桂木 眞己 : 「……ふふ、ほんと一真先輩は……良い先輩だ」

[メイン] 千鳥 ミチル : ”上手いこと”。
これは死神が思う判断基準で、ダジャレに過ぎないわけで。
……この証言に、ムジュンはない。

[メイン] 亜双義一真 : 「知らなかったのか?」
フ、と。

[メイン] 亜双義一真 : 「良い後輩は、良い先輩が育てるものだ」

[メイン] 桂木 眞己 : へへ、こりゃお手上げです。と言わんばかりに両手を上げる。

[メイン] 千鳥 ミチル : 「……そ、そうだったのかぁ~~~~……!!!!
 ……一真殿は……これこそ、れっきとした……日ノ本の男児……!」

[メイン] 亜双義一真 : 「そして、全てが明らかになった今に残るは。唯、見据えるべき”大逆転”のみ!」

[メイン] 千鳥 ミチル : その推理に、感服の目線。
忍びとしてその熱血さに、改めて目を見開き。

[メイン] 桂木 眞己 : 「はい、もう答えは、満ちました」
こくりと頷く。

[メイン] 桂木 眞己 : なんちゃって、とミチル先輩へてへぺろ。

[メイン] 亜双義一真 : 「この場面は”巻き”でよさそうだな。撮れ高がない」

[メイン] 桂木 眞己 : 「わ、ひっどい!」

[メイン] 千鳥 ミチル : 「全くも~……私たちを”巻き”込んでるくせに、自身満々じゃん!」

[メイン] 桂木 眞己 : 俺なりの渾身のダジャレだったのに!と少しぶー垂れながら。

[メイン] 千鳥 ミチル : そうだね~、と一真に同意したようににへら、と笑い。

[メイン] 桂木 眞己 : 「……はぁ、そんじゃ、"開かずの間"、開けに行きましょ」

[メイン] 桂木 眞己 : そう言い、「rest in」と書かれた部屋へと向かう。
パズルのピースとなる、籠を手にしながら。

[メイン] 亜双義一真 : 「オレたちを巻き込んだ大博打の行き付く果て……オレが。いや、オレたちが共に見守ろう!」

[メイン] 千鳥 ミチル : 一真に、こくりと頷いて。
二人の後を、ステップしながら追い。

[メイン] 桂木 眞己 :  

[メイン] 桂木 眞己 :  

[メイン] 桂木 眞己 :  

[メイン] 桂木 眞己 : そして─────。

[メイン] 桂木 眞己 : 「うわ、すっげ、花畑だ ……そんで、献花する場所は……あそこか」

[メイン] 桂木 眞己 : 途中、百合の花を摘まんでいきながら。

[メイン] 桂木 眞己 : そして、献花花の上に乗せる。

[メイン] 桂木 眞己 : "百合"と"籠"
そう、"ゆりかご"を。

[メイン] GM : あなたがその花を祭壇に捧げた途端、突然視界が明るくなった。

[メイン] GM : 空を覆い尽くす真っ白な光、温かい風が突然吹きすさぶ。

[メイン] 死神 : そしていつの間にかあなたの目の前に、長く黒いローブを揺らし、背丈ほどの大きさの鎌を握った存在が現れた。

[メイン] 死神 : 「なるほど、面白い。最近の人間のセンスも悪くないな」

[メイン] 死神 : その声はどこか楽しそうでもあった。

[メイン] 死神 : 「気が向いた。お前の望む方へ送ってやろう」

[メイン] 死神 : それと同時に、その存在は手を動かす。

[メイン] GM : そこであなたの意識はぶつりと途切れた。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ――あなたの意識は突然病院のベッドの上に投げ出される。
身体に繋がれたたくさんの管。あなたの周りで奔走する医師たち。
その気配を感じながら、あなたは次第にはっきりと意識が覚醒する。

[メイン] GM : 覚醒したあなたに気づいた周囲の人間が気遣わしげに声をかける中、あなたはふと枕元にまるでお見舞いのように置かれた小さな花籠に気づく。

[メイン] GM : そこには可愛らしいラッパスイセンの花。

[メイン] GM : そしてそのラッパスイセンは、揺り籠を模した籠に飾られていた。

[メイン] GM :

[メイン] GM :

[メイン] GM : シャンクトゥルフ
「死神に花束を」
TRUE END

[メイン] GM :

[メイン] GM :

[メイン] GM :

[メイン] GM : 生還報酬書いてないので私の独断で
SAN回復1d6

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[雑談] system : [ 亜双義一真 ] SAN : 52 → 55

[メイン] system : [ 千鳥 ミチル ] SAN : 59 → 62